ハラダ・レーシング・カンパニーは1977年、国内CIBIE社の広報活動を目的に設立、同時にフランスelfオイル社の国内総代理店として販売活動を開始しました。そして同年、「モータースポーツチームHRC」を立ち上げ、上記2社の宣伝活動を目的とした活動を活発化。その後も様々なモータースポーツへの参加、スポンサードを通じて国内でのelf社及びCIBIE社の認知度を確立させました。

CIBIE社及びelf社ブランドの広告宣伝を主な目的とし、HRC(ハラダ・レーシング・カンパニー)を結成、国内モータースポーツへの参戦の開始と、F1、ル・マン、ラリー、2輪ロードレース等へのスポンサー活動も本格的に始動。
国内最高峰レース、全日本F2選手権、富士GCシリーズ及びロングディスタンスシリーズへ本格的に参戦を開始。

SEIKO EPSONのスポンサードを受け、モータースポーツ界に初めてコンピュータを導入。体制もエプソン、ホンダ、ブリジストン、中嶋悟、と当時では最高の体制で挑んだ1983シリーズ。新世代へ突入したHRC。
ル・マン24時間耐久レース及び海外チームとのジョイントを中心に活動したHRC最終期。


1977
 富士ロングディスタンスシリーズへ参戦。

マシン:ルノー・アルピーヌ A441
エンジン:ルノー・ゴルディーニ 1997cc/V6/NA
契約ドライバー:見崎清志、鈴木恵一、岡本安弘


1978

 全日本F2チャンピオンレースシリーズ選手権へ参戦。

マシン:ノバ 512、マルティニ MK22
エンジン:BMW M12/7、ルノー・ゴルディーニ V6
契約ドライバー:高原敬武、ルネ・アルヌー、中嶋悟

 富士グランドチャンピオンレースシリーズへ参戦。

マシン:ルノー・アルピーヌ A441
エンジン:ルノー・ゴルディーニ V6
契約ドライバー:長谷見昌弘

 富士ロングディスタンスシリーズへ参戦。

マシン:ルノー・アルピーヌ A441、紫電
エンジン:ルノー・ゴルディーニ V6、RE13B
契約ドライバー:長谷見昌弘、星野一義、ニコ・ニコル、関谷正徳、泉水廣乙



1979

 全日本F2選手権シリーズへ参戦。

マシン:シェブロン B40、マルティニ MK29
エンジン:BMW M12/7
契約ドライバー:和田孝夫

 富士グランドチャンピオンレースシリーズへ参戦。

マシン:シェブロン B36改
エンジン:BMW M12/7
契約ドライバー:和田孝夫

 富士ロングディスタンスシリーズへ参戦。

マシン:日産 バイオレット・ターボ
エンジン:LZ14改
契約ドライバー:星野一義、長谷見昌弘

 スーパーシルエットレースへ参戦。

マシン:日産 バイオレット・ターボ
エンジン:LZ14改>LZ18改
契約ドライバー:柳田春人、星野一義

 全日本FP選手権へ参戦。

マシン:シェブロン B40
エンジン:LZ14
契約ドライバー:星野一義、中嶋悟

 第26回マカオGPへ参戦。

マシン:シェブロン B40
エンジン:LZ14
契約ドライバー:星野一義


1980

 全日本F2選手権シリーズへ参戦。

マシン:マルティニ MK29、マーチ 782
エンジン:BMW M12/7
契約ドライバー:和田孝夫、ヒューブ・ローテンガッター

 全日本FP選手権へ参戦。

マシン:シェブロン B40、B42
エンジン:2T-G/LZ14
契約ドライバー:中嶋悟、武藤文雄

 U.S. WEST GP F.A. LONG BEACHへ参戦。

マシン:マーチ 79B
エンジン:ハートBDA、契約ドライバー:和田孝夫

 富士ロングディスタンスシリーズへ参戦。

マシン:MCS-GRD (I&I)
エンジン:BMW M12/7
契約ドライバー:中嶋悟、関谷正徳

 スーパーシルエットレースへ参戦。

マシン:日産 バイオレット・ターボ
エンジン:LZ14改>LZ18改 契約ドライバー:柳田春人

 第27回マカオGPへ参戦。

マシン:シェブロン B40
エンジン:LZ14
契約ドライバー:ヒューブ・ローテンガッター


1981

 全日本F2選手権シリーズへ参戦。

マシン:マウラー MM81
エンジン:BMW M12/7
契約ドライバー:エジェ・エルグ

 富士グランドチャンピオンレースシリーズへ参戦。

マシン:ロイス RM-1
エンジン:BMW M12/7
契約ドライバー:高橋国光


1982

 富士グランドチャンピオンレースシリーズへ参戦。

マシン:MCS II (I&I)
エンジン:REi、契約ドライバー:中島悟


1983

 全日本F2選手権シリーズへ参戦。

マシン:マーチ 822/832
エンジン:ホンダ RA263-E
契約ドライバー:中島悟

 富士グランドチャンピオンレースシリーズへ参戦。

マシン:マーチ 812/MCS V
エンジン:BMW M12/7・RE
契約ドライバー:中島悟

 SGCスターレットグランドカップレースシリーズへ参戦。

マシン:スターレット KP61
エンジン:137E
契約ドライバー:鈴木恵一


1984

 富士グランドチャンピオンレースシリーズへ参戦。

マシン:マーチ 812/MCS V・マーチ 832/MCS V
エンジン:BMW M12/7・18R-G
契約ドライバー:鈴木恵一・松本恵二


1985
それまで数多くのメーカーやプライベーターへサポートを続けてきたスポンサード活動も、1985年から更に広範囲に渡って行われた。特に各自動車メーカーを始め、F1、F3000、国内外耐久選手権、国内外ラリー選手権等へのサポートを強化した。
(左から)ニッサン フェアレディZ 300ZX ラリー、マツダ 737C、ニッサン 240RS ラリー、トヨタ セリカ ツインカムターボ ラリー

1986
(左から)マツダ 757、ニッサン R86V、マツダ RX-7 ラリー、プジョー 205ターボ 16ラリー

1987
(左から)トラスト・ポルシェ 962C、レイトンハウス・ポルシェ 962C、トヨタ スープラ ラリー、ニッサン スカイライン GTS-R

1988
(左から)トヨタ 88C、マツダ 757、ニッサン R88C、ステラ・BMWM3

1989
(左から)トラスト・ポルシェ 962GTi、マツダ 767B、ニッサン R89C、トヨタ 89C-V

1990
マツダ 787、トラスト・ポルシェ 962C、トヨタ セリカ GT-Four ラリー、エスポ・ラルース LC90

1991

 フォーミュラ・ミラージュシリーズへ参戦。

マシン:ヴァンディーメン
エンジン:三菱 4G63
ドライバー:原田淳

 フォーミュラ・トヨタ選手権シリーズへ参戦。

マシン:アルゴ・トムス FT10
エンジン:トヨタ 4A-GE
契約ドライバー:原田淳

 インターナショナルF3リーグへ参戦。

マシン:ラルト RT34
エンジン:無限 MF204
契約ドライバー:原田淳


1992

 第60回ル・マン24時間自動車耐久レースへ参戦。

マシン:スパイス SE89C
エンジン:コスワース DFZ
ドライバー:原田淳、嶋村健太、吉川とみ子

 SWC鈴鹿1000kmへ参戦。

マシン:スパイス SE89C
エンジン:コスワース DFZ
ドライバー:原田淳、デビナ・ガリカ、吉川とみ子


1993

 全日本F3選手権へ参戦。

マシン:ラルト RT36
エンジン:トヨタ 35-G
ドライバー:原田淳

 第61回ル・マン24時間自動車耐久レースへ参戦。

マシン:ポルシェ 911 カレラ RS
エンジン:ポルシェ 3.8L Flat6
ドライバー:フランツ・コンラッド、原田淳、アントニオ・ハーマン









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